次節1.FCケルンが勝つ理由 ブンデスリーガの優勝はケルンで決まる...かも

ドルトムントが前節アウグスブルク相手に3-0で勝利をおさめ、バイエルンがライプツィヒ相手に1:3で負けたため、次節最終節でドルトムントがマインツ相手に勝利すれば11年ぶりの優勝!と騒がれていますが、実はバイエルンが次節負けるか引き分けてもドルトムントの優勝は決まります。その相手こそが1.FCケルンです。

 

ケルンのホームで行われる試合のキックオフは土曜(5/27)の現地時間15時半(日本時間22時半)です。ドイツではSkyの放送、最終節なので全試合一斉にやります。

 

今月1.FCケルンとの契約を2025年まで延長したバウムガルト監督が最後までアクセル全開で、と言っていたらしいですが、事実その発言ののち、ケルンはヘルタ相手に5:2(5/12)、ブレーメン戦(5/22)でも1:1の引き分けながら多くのチャンスを作り出し、試合内容では上回りました。

次節、2部降格時もケルンの中心選手であり続けたヨナス・ヘクターを勝利で送り出さなきゃならないですからね。本気で勝つ気で来るケルン相手にバイエルンの引き分けもしくは敗戦で今年のブンデスリーガの決着がつく、というシナリオもかなり現実味があるのではないでしょうか?!

ヘクターの引退試合だというだけでなく、ケルンの勝利を後押しする要因は他にもいくつかあるようです。現地Bild紙のOnline記事より紹介してみます。

 

勝てば選手は飲み放題!

元ドルトムントかつドルトムント出身のケヴィン・グロスクロイツ氏はケルン勝利の暁には、ケルンの選手を1年間ドルトムントでなんでもおごる!と発言してるそうです。

 

ケルンはベストイレブン

ブンデスリーガの優勝が絡む場合にはケルンはベストイレブンで臨む、としています。現在第2GKのティモ・ホルンも残念ながらベンチスタートということですね。

 

FCファンはドルトムントびいき

ケルンとドルトムントのファンの関係は良好といえるのではないでしょうか。またFCファンもバイエルン相手には特別に燃えます。

 

ティゲスもやる気

昨シーズンまでドルトムントでプレーしていたシュテフェン・ティゲスも燃えてるようです。曰く

ぼくらが勝ち点1か3を奪えばドイツ中が喜ぶだろうね!

 

バウムガルトもやる気

バウムガルト監督は監督としてまだ一度もバイエルン相手に勝利をおさめていないそう。以前監督を務めたパーダーボルンでの成績も含めて6戦5敗。ただしケルンでは今シーズン初の引き分け(1:1)を記録しているだけに、初勝利に対する思いは特別なようです。曰く

(土曜日は)だれかのためにプレーするというのではなくて、自分たち、1.FCケルンのためだけにプレーするよ。この試合はきっと勝ちたいし、勝ちに行くよ!

 

前回バイエルンが無冠のシーズンを送ったのが11年前。そこからレバンドフスキの活躍などで怒涛の10連覇を遂げてきたのは周知のとおり。今シーズンはそのレバンドフスキなしで戦ったバイエルン。また無冠に戻るんでしょうか?ドルトムントにばかり注目が集まりますが、そのカギを握るのは1.FCケルンかもしれません。

 

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